JRTパパの本棚に1冊追加。
無理奥田 英朗


文藝春秋 543頁
内容(「BOOK」データベースより)合併でできた地方都市、ゆめので暮らす5人。相原友則―弱者を主張する身勝手な市民に嫌気がさしているケースワーカー。久保史恵―東京の大学に進学し、この町を出ようと心に決めている高校2年生。加藤裕也―暴走族上がりで詐欺まがいの商品を売りつけるセールスマン。堀部妙子―スーパーの保安員をしながら新興宗教にすがる、孤独な48歳。山本順一―もっと大きな仕事がしたいと、県議会に打って出る腹づもりの市議会議員。出口のないこの社会で、彼らに未来は開けるのか。
感想
初めての奥田作品。
500ページを超える大作にもかかわらず、あっという間に読んでしまいました。
とはいっても面白くてしょうがなかったというわけではなく、なんか微妙な読後感です。
題名のとおり、いろんな意味で『無理』です・・・